ナースマン僕「研修の開始時間は午前12時から、、と。」
おばちゃんナース「はぁ?正午のこと?普通午後0時っていうでしょ!午前12時はありえないわ〜。」
こんな風に言われました。まぁ確かに言われてみればあまり午前12時って聞かないな。逆に午後0時はよく耳にするような。。。
別に午後0時否定派ではありませんでしたが、いやむしろ自分も普段は午後0時といっているような気がするけど、いや!そもそもどうでも良かったんですが午前12時を完全否定されて心に火がつきました!
ナースマン僕「いーや、午前12時だって使いますって!いやむしろスタンダードは午前12時!」
おばちゃんナース「いやいや午後0時だって!あんたもわからん子だがね〜!午前12時なんて聞いたこと無いから!」
全面戦争勃発!
ですがわかってます、負け戦なのは。でももしかしたらホントに午前12時がスタンダードなのかもしれない・・・!
そんな一抹の希望をもってGoogle先生に尋ねてみました。
現在の時刻制度は1872年に作られた!
さて答えを知るには現在の時刻制度が出来た頃まで遡らなければなりません。
1872年(明治5年)旧暦11月9日に太政官達(だじょうかんたっし)「改暦ノ布告」で昼の12時を「午前12時」、夜の12時を「午前0時」及び「午後12時」と定義付けしたそうです。
つまり、午前12時は存在するけど午後0時は法律上存在しないということです。
わーお!つまり午前12時がスタンダードだったんだね!
と、舞い上がっていたんですが
しかし、「午前12時」「午後12時」が昼を指すのか夜を指すのか分かりにくく、特に「午後12時」は、昼の12時と解釈してしまう可能性があります。
時刻の表記(広報Q&A):日本広報協会より引用
お?雲行き怪しい感じ?
そして更に
国立天文台などの公的機関でも、昼の12時を「午後0時」、夜の12時を「午前0時」と言ったほうが誤解が少なくなるとしているように、一般的には「午後0時」が多く使われている。
つまり、法律上は「午前12時」が正しいとされているが、一般的には「午後0時」と言った方が伝わりやすいということである。
「午前12時」と「午後0時」の違い | 違いがわかる事典より引用
とのこと!OMG!
なんか勝ったのか負けたのかよくわからない微妙な感じになってしまった。。。
スタンダードという観点からみると完全な負け犬です。
でも法律上では僕の勝ち。ということです。
日本にいる限り日本の法律を守れ!!ほら!僕の勝ち!
まぁいいや。これで終了。
まとめとしては正午は「午後0時」の方が一般的には伝わりやすいが法律上では「午前12時」が正しい。
それでは!
・・・と言いたいところですが思ったよっか早く解決してしまったからもう一つ時間に関する話題を。
お昼の12時は正午と呼ぶけど夜の12時は何か呼び方があるのか?
結論から。
夜の12時は「正子(しょうし)」と呼びます。
これは昔日本では時刻を十二支に当てはめていたことに由来するそうです。
子(ね) | 0時(正子) |
丑(うし) | 2時 |
寅(とら) | 4時 |
卯(う) | 6時 |
辰(たつ) | 8時 |
巳(み) | 10時 |
午(うま) | 12時(正午) |
未(ひつじ) | 14時 |
申(さる) | 16時 |
酉(とり) | 18時 |
戌(いぬ) | 20時 |
亥(い) | 22時 |
この表を見たらわかりやすいですね。「子(ね)」で始まり2時間毎に十二支が一つ進んでいきます。
普段何気なく使っていた「正午」の「午」は十二支の「午(うま)」だったんですね。
0時は十二支の「子(ね)」なので「正子(しょうし)」になるのです。
また、昔の人は十二支を時刻だけでなく方角を表すのにも用いていたそうです。特に説明はしませんが。十二支万能だな!
文字数稼ぎの為に少し話がそれましたがまとめ!
- 正午は法律的には午前12時
- 一般的には午後0時のほうが伝わりやすい
- 夜の12時は「正子(しょうし)」と呼ぶ
それでは!
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